2017
29
August
オールドレンズで撮る室蘭


いつか室蘭の名所になることを願っていた「あんぽんたんの木」が、ついに
というか、いよいよというか、切られることになるらしい。
道路の管理者と、木の管理者が別々で、木の方の管理者が不明だったため、これまで切られなかったらしいのだが、いまさら切るなんて。ここの周りは再開発が進んでいるので、邪魔になったのだろうか。
大事にすれば、観光資源と成り得ると思うのだが、皆さんはどうお考えでしょう。周りの新しい住宅に住まわれている方にとっても悪くはないと思うのですが。観光客がどっと押し寄せるのは困るかもしれませんが、そこまで人気スポットになるか?(なってほしいけど)
たかが木1本ではあるが、何ともやるせない気持ちになる。

カメラにストロボが内蔵されるのが当たり前では無かった頃、室内で写真を撮るために明るいレンズが必要で、f2.0を超える大口径レンズ付のコンパクトカメラがこぞって各社から発売されていました。f2.0よりf1.9、f1.7、とエスカレートし、その究極といえるのが、ヤシカリンクス14という、その名の通り、45mm/f1.4を装着したコンパクトカメラ。大口径を突き詰めるあまり、コンパクトではない〝あんぽんたん〟なコンパクトカメラになってしまったコンパクトカメラ界の恐竜のような存在。最近まで、実物を見たことが無かったのだが、インターネットとは凄いもので、時々売に出ている、しかも人気薄なのかそんなに高くない値段で。しかし、レンズの方にしか興味が無いので、レンズがきれいな不動ジャンク品を入手し、Aマウントに改造。いくら安くても元気なカメラからレンズだけ摘出するのは気が引ける。

それにしてもでかい、55mm f1.4付の一眼レフと比べてもこんなにでかいのだ。
2017
26
May
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登別になにやら凄そうな博物館があるらしいのでいってみました。その名は登別映像機材博物館。2年ほど前に開館していたらしいのだが、こんなところがあったとは…。


パチンコ屋さんそのまんまの建物のドアを入ると…

そこは、その筋の人にはパラダイスといえる風景が広がっている

中央2列には機材がズラリと並び、両壁には書籍と映像資料がぎっしり!
ただ書籍関係は、映像関連の物と思いきや、館長の趣味の本が多いのはご愛嬌。
奥にはクレーンも。
カメラ好きを自認するワタクシではありますが、ムービーのカメラはそれほど得意ではないのだが、アリフレックスとかアンジェニュー、クック等、有名ドコロは知ってますよ。
スチールカメラとは違って、昔のムービー、まして16mmや35mmの映画関係者しか使わないようなカメラは、本等でしかお目にかかれなかったのだが、そんな無造作に?と思えるほどゴロゴロと展示されている。
しかも触っていいですよというのだから、さらにテンションUPなのである。

登別映像機材博物館
http://binmuseum.web.fc2.com/
2017
06
April
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この間、水彩用のパレットが出てきたので洗ってみた。
水彩用のパレットは洗わずに絵の具を足しながら使う物だが、混色用のスペースに最後に使ったままの絵の具がそのまま残った状態で、あまりにもひどかったので、洗うことにしたのである。十年放置されていたため、うるかしておいた(北海道弁で水につけておくこと)が、しっかりしみ込んで新品同様とはならなかったが、まあまあきれいになったのでは?このパレット、ホーロー製で、割と高級品だった様な…。
今は、パソコンで何で描いてしまうので、もう使わないかもしれないが、捨てられないアナログな道具がたくさんあります。中でも好きな道具はデバイダです。これが無いと仕事になんなかったもんだ。コンパスににてるけど用途は全く違い、描く為というより測るもの。定規でいちいち測ってられないんです、この方が正確だし。写真に写っているの3本目、消耗するというより無くしちゃうんですよね、なぜか。これは独式だけど、今度無くしたら英式のかっこいいやつを買おうと思っていたのだが、買わないうちにパソコンの時代になってしまった。

パソコンというと、macのグラフィックカードが壊れて、とりあえずwin用の適当なやつでしのいでいたのだが、オプション起動でに起動ディスクを選べないのが不便なので、mac用を買おうと考えていたが、どうせ壊れているんだからだめ元でばらして掃除してグリス塗り直したらあっさりなおってしまった。めでたし。それで余ってしまったのが、このグラフィックカード。意味なくCG調の絵が描いてあるのがなんだが、スロットを2段使う立派なやつ。アナログな道具だけでなく、これも捨てられなかったりして。

2016
07
July
オールドレンズで撮る室蘭
最近、近くにカレー屋さんができた。この辺はカレー屋さんが増えつつあるようだ、高砂町は、理容/美容(床屋さんと美容室が多いような気がする)とカレーの街になったりして。野菜と大きく書かれた看板、ベジタブルカレーの店かというと、さにあらず、実はここ、以前八百屋だった時の看板がそのまま残っているのだが、何となく、ネパールカレーにマッチしているような…。看板にはナス、トウモロコシ(北海道ではトウキビという)などの野菜とともにサイの絵が描かれています。そのココロは?サイが8頭で8サイ→ヤサイ…駄洒落でした。室蘭というのは数字系の駄洒落が好きみたい、室蘭市の市章はカタカナのロが六つ丸く並んだ真ん中に蘭の花で、六ロ蘭→ムロ蘭→ムロランなのです。私が卒業した高砂小学校の校章は、平仮名のさが5つ丸く並んで真ん中に漢字で高!それで、高さ五→タカサゴ。他にもあるに違いない。

日本光学のニッコールレンズというと王道中の王道、へそ曲がりの私なんかは避けてきたような気がするが、ほんとは使ってみたかったのさ。
そんで、キャノンのボディにニコンのレンズ、ハンザキャノンみたいな組み合わせで使ってみたりして。
NikkorP 75mm f 2.8はゼンザブロニカ用で6×6の画面をカバーする中判用のレンズなので鏡胴も太くてご立派、それをAPS-Cサイズのeos-kissで使うなんて、ちょっと贅沢した気持ちになれます。

2016
27
April
オールドレンズで撮る室蘭
室蘭のような都会にも(?)昭和に舞い戻ったのではと思うような一画が所々にある。ここもそんな場所のひとつなのだが、何を隠そうこの近辺はかつて自分が住んででいたところの近くなのである。とは言っても小学校に上がる前、4〜5歳頃までなので、うっすらとしか記憶に無いのだが。再開発で周りには新しい住宅が立ち並んでいるが、ここだけぽつんと昔のまま。何とも不思議な感じがする場所なのである。
数年前にオープンしたスーパーの隣あたり、このスーパーができる前はホームセンターだった、その前はホームストア知利別店というスーパー、今のスーパーの名前はというと、ホームストア新高砂店、なんで?知利別店復活じゃだめなの?高砂の方がネームバリューがあるの?そんな事無いとは思うけどね。
ペンタックス スーパータクマー55mm F1.8 世界一たくさん売れたレンズじゃないの?と思っちゃうほど、中古カメラやには必ずあるポピュラーなレンズ。タマ数が多いもんだから、ちょっとでも程度が悪いものはジャンクかご行きになっていたんじゃなかろうかという幸薄い感じのこのレンズ。自分も別に欲し買った訳じゃないけど、あまりあちこちで見るもんだから一本いっとくか、的なノリで買ったんだけど、そこはペンタックス、写りはしっかりしてますね、今のプラスチック鏡胴のレンズと比べると高級な金属の手触りも味わえますよ、皆さんも1本いかが?

2016
18
April
オールドレンズで撮る室蘭
室蘭は港町である。しかし、船に乗ることはあまり無い。時々やってくる豪華客船も一度乗ってみたいものだ。交通手段としての船はめっきり少なくなっているが、自分が子供の頃は、室蘭駅近くの中央埠頭あたりから、水族館行きの連絡船が通っていて、ちょっとした船の旅が味わえた。東京ビッグサイト行きの水上バスみたいなものだったが、いつ頃か廃止されてしまった。室蘭発着のフェリーも無くなって久しく、身近な船が無いのはちょっと寂しいものだ。しょうがないので。たまたま停泊していた船を撮ってみた。

♫コダック、コダック、コダック、コダック、コダック、インスタマチック、カ〜メラ〜♫水族館行きの連絡船が通っていた頃、TVでかなりしつこく流れていたコマソン。CMの力とは恐ろしいもので、インスタマチックカメラが欲しいと思ってしまった子供が出来上がり、親にねだるも却下、その後手にすることは無かった。時は経って、インスタマチックカメラがどんなものだったかを知り、ちょっとショック、あんまりいいものではなかったのね。さらに時を経てインスタマチックカメラを買ってしまうとは、その時は思いもしなかったのである…。そのカメラとはコダックインスタマチックレフレックス。CMで流れていたのは、これよりもっと単純なもので、赤とか青とか色とりどりのプラスチック製だったが、こいつは全金属製でレンズ交換もできる一眼レフカメラ、高級品である。子供の頃存在すら知らなかったもの。その頃フィルムが入手できなくなるというので、ただでさえ人気薄だったインスタマチックカメラは格安で売られており、故障品は当然さらに安く、デッケルマウントが今程注目されていなかったのも幸いしてレンズ3本付で購入できた。ボディは故障品だったので、マウントを取り外して、アダプターとして使用、今だったら安くデッケルアダプターが入手できるのでそんなことしなくて済むのだが、申し訳ないが犠牲になっていただいた。撮影に使用したシュナイダーXener 45mm F2.8は、インスタマチックレフレックス専用のレンズでこの組み合わせでのみ絞りと距離を連動させられるフラッシュマチック機能が使える、純正マウントだから使える機能で、サードパーティーのアダプターでは使用できない機能なのだ、使わないけど。

2016
11
April
オールドレンズで撮る室蘭
以前新宿に仕事場があったもんだから、ほぼ毎日行き帰りに必ずカメラ屋さんをのぞくという、寄り道生活を送っていたものです、立ち寄るのはカメラ屋さんばかりではないので、なかなか家にたどり着かず、30分くらいで帰れる家にも早くても5〜6時間かけていたのでした。
ただ、カメラなんてものは、高価なものなので毎日買えるものではありません。なので人気薄のものや、研究用として売っている別名ジャンク品を時々買っておりました。研究用とはよく言ってくれたもので、お金が無いからこれを買うのではない、研究の為なのだ、と向上心の高い?私を後押しするのでありました。
そんな訳で、いくつかカメラやレンズがいくつかあるのですが、フィルムからデジタルの時代になり、仕事も変わり、写真を撮る機会も少なくなっていたのですが、このまま死蔵させるのもなんなのでこれらを使って撮った写真をここで紹介しようと思いたったのでであります。
第一弾はメイヤー・オプティックのプリモプラン58ミリF1.9。冒頭に新宿の話をして何なのだが、新宿ではなく、高輪の松坂屋カメラで買ったもの。正確に言うと高輪カメラかな。パラダイスのような店だったが今は無い。そのころとにかく銀色の鏡胴のクラシカルなかっこいいレンズが欲しい、欲しい欲しいとと日夜考えていたところに出会った一本。しかもボディまで付いていた。ボディはエキザクタバレックスVX、。もちろん研究用。高輪カメラというのは研究用とはいえ、買う前にチェックしてくれる。シャッター不良のはずだったが「お、シャッター切れるぞ」と何か楽しげな店員さん。レンズが欲しかったのでボディはどうでも良かったのだが、思っていたよりも程度がいいのはうれしいものではある。しかしエキザクタのボディについていたということは、当然エキザクタマウウントなので当時使っていたコンタックスには付かないのである。なんとか付かないかと考えた結果、レンズマウントを改造することに。改造と言っても旋盤で薄く削ったリバースアダプターのヤシコンマウント部をネジ止めしただけ。ご存知の通り、エキザクタの方がフランジバックが短いので無限遠がでない、レンズ側も削ればいいのだが、元に戻せる様にと、小心者の私は配慮したのであります。で、それから十数年経て、撮った室蘭の写真がこれ。

旧室蘭繹舎。今は観光協会が入っていて駅としては使用されていないが、この建物は外せない、駅だった頃の思い出もたくさんあるし。
ところで、室蘭市民は、室蘭駅の周辺を室蘭という。室蘭市高砂町から、室蘭市海岸町へ行く場合、同じ室蘭市内を移動するのだが、室蘭へ行くという。八王子から23区方面へ行くとき東京へ行くと言ってしまう感じなのだろうか。東京駅付近を東京と言っていたような気もするので、何も室蘭だけの現象ではないような気がするが。
レンズの話に戻って、大きなカビや傷は無いんだが、うっすらとカビなのか、汚れなのか解らないが、曇りがある。そのせいか全体的にフレアーが多くて、良い言い方をすると柔らかい描写?でもこれより派手にかびたレンズでもけっこう普通に写るので、こういう特性なのかもしれない、1.9というまあまあ明るいf値で、58mmっていう中途半端な焦点距離、前玉もそこそこ大きくて銀色の鏡胴がかっこいい(ちょっとボロいけど)というのは変わりないのでけっこう気に入っていのだ。

2015
17
April
ブログ

暖かくなりそうでならない、もどかしい気持ちです。
家の近くの和菓子屋さん。
いっつも並んでます。
夕方には確実に閉まっています。
相当の人気です。
札幌から義姉がこっちに寄ると言うので
久しぶりに、その『さとみ屋』さんで、お土産用と自宅用を購入。
ジャジャーーン!!

はい、わくわくします。
パカッ!

一本引っかかった輪ゴムが気になりますが、美味しそうーー!!
もう、ふわっふわのお団子がたまりません。
ここの醤油味は、よくあるみたらし的なものとは違って、
白あん醤油味、みたいな感じで特徴があって、私は大好きです。
前回、食べた時も感動し、今回もやっぱり同じ様に感動する
醤油のお団子なのでした。
書いてて、小腹が減って来ました。
ぐるる。
2015
26
March
ブログ

すっかり春っぽくなって来ましたね。
先日、買物に行こうと家の前に出ると
どこからともなく「チーチー」…という音が。
随分低い位置からその音が聞こえるので、
膝をついて玄関下の隙間を覗くも何も無し。
音の原因究明をあきらめて顔を上げたら
「はっっっ!!」

「いたっっっ!!」
かわいいです。
スズメちゃんでした。
怪我でもしているのか、具合でも悪いのか、ちっとも逃げません。
私の目を見てチーチー鳴くのみ。
近づこうとするとクルッと背中をむけてしまいます。
哀愁。
なかなか良い背中してます。

この背中は「これ以上近づかないで」と言っているようです。
写真を撮っているのが邪魔臭かったのでしょう、ちょんちょんと小走り気味に
距離をとるすずめちゃん。
もう、これ以上構うまい。騒がしくしてごめんね。
昨年はキレンジャク。今年はスズメ。
二年連続でやって来た、逃げない鳥でした。
2014
08
October
ブログ

皆既月食を見るのは、多分人生3回目くらいかな〜。
初めて見たときは「なんか地味、それに真っ暗にならないんだ〜」2回目は「今日の月はやけに赤いな」と思いつつ、後で月食だったと知った程度でしたが、今は初めて撮影してみましたよ。改めて見るときれいな物です。物事はちゃんと見なければいけませんね。


http://progress-ph.com/
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