2016
18
April
オールドレンズで撮る室蘭
室蘭は港町である。しかし、船に乗ることはあまり無い。時々やってくる豪華客船も一度乗ってみたいものだ。交通手段としての船はめっきり少なくなっているが、自分が子供の頃は、室蘭駅近くの中央埠頭あたりから、水族館行きの連絡船が通っていて、ちょっとした船の旅が味わえた。東京ビッグサイト行きの水上バスみたいなものだったが、いつ頃か廃止されてしまった。室蘭発着のフェリーも無くなって久しく、身近な船が無いのはちょっと寂しいものだ。しょうがないので。たまたま停泊していた船を撮ってみた。

♫コダック、コダック、コダック、コダック、コダック、インスタマチック、カ〜メラ〜♫水族館行きの連絡船が通っていた頃、TVでかなりしつこく流れていたコマソン。CMの力とは恐ろしいもので、インスタマチックカメラが欲しいと思ってしまった子供が出来上がり、親にねだるも却下、その後手にすることは無かった。時は経って、インスタマチックカメラがどんなものだったかを知り、ちょっとショック、あんまりいいものではなかったのね。さらに時を経てインスタマチックカメラを買ってしまうとは、その時は思いもしなかったのである…。そのカメラとはコダックインスタマチックレフレックス。CMで流れていたのは、これよりもっと単純なもので、赤とか青とか色とりどりのプラスチック製だったが、こいつは全金属製でレンズ交換もできる一眼レフカメラ、高級品である。子供の頃存在すら知らなかったもの。その頃フィルムが入手できなくなるというので、ただでさえ人気薄だったインスタマチックカメラは格安で売られており、故障品は当然さらに安く、デッケルマウントが今程注目されていなかったのも幸いしてレンズ3本付で購入できた。ボディは故障品だったので、マウントを取り外して、アダプターとして使用、今だったら安くデッケルアダプターが入手できるのでそんなことしなくて済むのだが、申し訳ないが犠牲になっていただいた。撮影に使用したシュナイダーXener 45mm F2.8は、インスタマチックレフレックス専用のレンズでこの組み合わせでのみ絞りと距離を連動させられるフラッシュマチック機能が使える、純正マウントだから使える機能で、サードパーティーのアダプターでは使用できない機能なのだ、使わないけど。

2016
11
April
オールドレンズで撮る室蘭
以前新宿に仕事場があったもんだから、ほぼ毎日行き帰りに必ずカメラ屋さんをのぞくという、寄り道生活を送っていたものです、立ち寄るのはカメラ屋さんばかりではないので、なかなか家にたどり着かず、30分くらいで帰れる家にも早くても5〜6時間かけていたのでした。
ただ、カメラなんてものは、高価なものなので毎日買えるものではありません。なので人気薄のものや、研究用として売っている別名ジャンク品を時々買っておりました。研究用とはよく言ってくれたもので、お金が無いからこれを買うのではない、研究の為なのだ、と向上心の高い?私を後押しするのでありました。
そんな訳で、いくつかカメラやレンズがいくつかあるのですが、フィルムからデジタルの時代になり、仕事も変わり、写真を撮る機会も少なくなっていたのですが、このまま死蔵させるのもなんなのでこれらを使って撮った写真をここで紹介しようと思いたったのでであります。
第一弾はメイヤー・オプティックのプリモプラン58ミリF1.9。冒頭に新宿の話をして何なのだが、新宿ではなく、高輪の松坂屋カメラで買ったもの。正確に言うと高輪カメラかな。パラダイスのような店だったが今は無い。そのころとにかく銀色の鏡胴のクラシカルなかっこいいレンズが欲しい、欲しい欲しいとと日夜考えていたところに出会った一本。しかもボディまで付いていた。ボディはエキザクタバレックスVX、。もちろん研究用。高輪カメラというのは研究用とはいえ、買う前にチェックしてくれる。シャッター不良のはずだったが「お、シャッター切れるぞ」と何か楽しげな店員さん。レンズが欲しかったのでボディはどうでも良かったのだが、思っていたよりも程度がいいのはうれしいものではある。しかしエキザクタのボディについていたということは、当然エキザクタマウウントなので当時使っていたコンタックスには付かないのである。なんとか付かないかと考えた結果、レンズマウントを改造することに。改造と言っても旋盤で薄く削ったリバースアダプターのヤシコンマウント部をネジ止めしただけ。ご存知の通り、エキザクタの方がフランジバックが短いので無限遠がでない、レンズ側も削ればいいのだが、元に戻せる様にと、小心者の私は配慮したのであります。で、それから十数年経て、撮った室蘭の写真がこれ。

旧室蘭繹舎。今は観光協会が入っていて駅としては使用されていないが、この建物は外せない、駅だった頃の思い出もたくさんあるし。
ところで、室蘭市民は、室蘭駅の周辺を室蘭という。室蘭市高砂町から、室蘭市海岸町へ行く場合、同じ室蘭市内を移動するのだが、室蘭へ行くという。八王子から23区方面へ行くとき東京へ行くと言ってしまう感じなのだろうか。東京駅付近を東京と言っていたような気もするので、何も室蘭だけの現象ではないような気がするが。
レンズの話に戻って、大きなカビや傷は無いんだが、うっすらとカビなのか、汚れなのか解らないが、曇りがある。そのせいか全体的にフレアーが多くて、良い言い方をすると柔らかい描写?でもこれより派手にかびたレンズでもけっこう普通に写るので、こういう特性なのかもしれない、1.9というまあまあ明るいf値で、58mmっていう中途半端な焦点距離、前玉もそこそこ大きくて銀色の鏡胴がかっこいい(ちょっとボロいけど)というのは変わりないのでけっこう気に入っていのだ。

2016
01
January
お知らせ

本年もよろしくお願い致します。
2015
17
September
works


毎年日高で行われている、エンデューロイベント、H.T.D.E.が今週末の19日〜21日に開催されます。
今年はスリーデイズになり出場車も多く、いつもに増し盛り上がりそうですよ。
今年のステッカーは、日高町日高地区の形に、今年のコースをあしらった物になっております。

うちの車に張ってみました。
2012年のステッカーも、色あせしやすい黄色が鮮やかなままで、耐久性抜群です。

うちのガレージの軒にも張ってみました。下は21日に同会場で併催されるコスモズファクトリー主催の、ヴィンテージオフロードのイベントV-off HIDAKAのステッカーです。
クラシックバイクファン必見ですのでぜひ見に来てね。
皆さん、シルバーウイークは、日高へどうぞ。
詳細はこちら
H.T.D.E.
V-off HIDAKA 

2015
01
January
お知らせ

2014
08
October
ブログ

皆既月食を見るのは、多分人生3回目くらいかな〜。
初めて見たときは「なんか地味、それに真っ暗にならないんだ〜」2回目は「今日の月はやけに赤いな」と思いつつ、後で月食だったと知った程度でしたが、今は初めて撮影してみましたよ。改めて見るときれいな物です。物事はちゃんと見なければいけませんね。


http://progress-ph.com/
2014
17
September
works

毎年日高で行われている、エンデューロイベント、H.T.D.E.(日高ツーデイズエンデューロ)が今週末の20日〜21日に開催されます。
H.T.D.E.は、その前身I.T.D.E.(インターナショナルーデイズエンデューロ)が開催されてから、今年で30周年を迎える記念すべき年なのです。
今年のステッカーは、30周年を記念して、I.T.D.E.時代をオマージュしたデザインになっております。当時から知っている方は、なつかし〜い気持ちになれるかも。

↓当時のステッカーはこちらです。

21日に同会場で開催されるコスモズファクトリー主催の、ヴィンテージオフロードのイベントV-off HIDAKAのステッカーはこちらです。

こちらは例年作っているバッジです。

皆さん、今週末は、日高へどうぞ。
詳細はこちら
H.T.D.E.
V-off HIDAKA 
2014
27
April
ブログ

こんな仕事をしていると、通勤が無いので、仕事帰りに店をのぞきつつ、ぷらぷらしながら帰るということが無いのである、勤め人のときはそれが気分転換になってよいものだったのだが。そんなわけで、
の買い物につきあうことにしている(つきあわされる場合も多い)。困ったことにドラッグストアをはしごするのが好きで、室蘭・登別の大手ドラッグストアを1日でコンプリートすることもしばしば。
5分も見れば、必要なものはそろいそうなものだが、これがまた長いのである。大概
は、化粧品コーナーに張り付いているのだが、おじさんが長居できるところではないので、ぶらぶらあちこち歩き回り、怪しまれないように無駄に買ってしまったりするものだ。ブラブラ見るといっても、それほど興味があるものも少なく、じっくり見るという性格のところでもないので、そんなときは、薬のコーナーにいくのである。薬のパッケージはいろんな意味で面白いものです、なかでも好きなのは、昔から変われぬパッケージデザインがそのまま使われているものを探すこと。一見昔風でもロゴやイラストが新しくなっていたりするのだが、どこが変わったのかを想像するのが面白いのである。これは!というものがあると、買ってしまいたくなるものだが、薬って、けっこうお高めであるのと、必要でない薬を買うのもいかがなものかという自制心があるがゆえ買うことは皆無である。しかし、この前、必要となり、ついに購入したのが、オロナインH軟膏である。
かなりおなじみの商品で、私が物心ついた頃には既に同じデザインであったように思われ、今も普通にあるもんだからレトロなデザインであることに気付かないほどである。徹底しているのは、現在のロゴマークを一切使われていないこと。基本パッケージは変わらなくとも、メーカーロゴは現在のものを入れるのが当たり前なのだが、旧ロゴで通してあるすばらしさ、これは復刻版ではなく通常商品なのである。
オロナインH軟膏ですが、40年くらい前「オロナイン軟膏」から「オロナインH軟膏」にモデルチェンジし、TVCMでも告知していたのだが、子供心にオロナイン軟膏のままでいいんじゃない?と心の中で突っ込んでいたものでした。(調べたところオロナイン軟膏と、オロナインH軟膏の間にオロナインD軟膏になっていたらしいのですが、全く記憶がありません)

説明書のイラストも味わい深い。
2014
23
January
お知らせ


NTT東日本のフレッツスポットになりました。
打ち合わせ等でお越しになるお客様はもちろん、コスモズファクトリー前を待ち合わせ場所にされてされている方も是非ご利用下さい。
詳しくはこちらをご覧下さい↓



2013
14
November
ブログ

物置から出てきた、もちろん中身はありません、別のものを入れてありました。

最近まであった、この看板もいつの間にか無くなったみたいだなあ〜(遠い目)。

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