ポピーの「おすましキャンディ」
なんだかすっきりしないお天気が続いていますね。
今朝もストーブ焚いてしまいましたよ。
随分前の話ですが、
祖母が亡くなる直前に、残したい写真と残したく無い写真を
一人で選別し、捨ててしまっていたようで、
子供の頃から見せてもらっていた、祖父が戦争に行く前に
寄せ書きの書かれた日の丸の前で撮った最後になるかもしれない
覚悟の記念写真なんかは、祖母判断で捨てられていました。
断捨離ブームはこの時はまだ起こっていませんけどね。
祖母が亡くなった直後にそれが判明するのですが、
今となっては貴重な一枚だったと思うのです。
戦争を経験した祖母にとっては残したく無い記憶の一つだったのかも知れません。
いやー、もう一回見たいな。
しかし、私レベルの古い物は、物持ちの良い母がほぼ保管。
前回実家に帰った時に、思い入れのある一品を持ち帰りました。
そう!
タイトルにもう出しちゃっていますが
ポピーの「おすましキャンディ」です。
ポピーって神!!
そう!
…なんて、言っても誰も知らないかもしれませんよね。
この人形、キャンディーキャンディーの抱き人形で
リカちゃんよりも相当大きいので、私が人形遊びをする時には
悪役として活躍してくれていました。
髪を結んでいたリボンは、別の物をしていますしご覧の通り
ぼさぼさ。
靴ももう紛失。
缶バッチ付きだったのですが、それも見当たりませんでした。
しかし、エプロンもドレスも比較的きれいで、
ちゃんとおパンツを履いています。
は〜。かわいいです。
こいつを見ていると、幼少期の自分を思い出し、
ちょっぴりオセンチな気持ちになります。
私のピュアなハートのスイッチとして、
うん十年経った現在も、役に立っているんだなこれが。
ありがとう、キャンディー。
ありがとう古いもの。